「20世紀最大の臨床家」と称えられたミルトン・H・エリクソン。 ブリーフセラピーは、エリクソンの臨床を誰もが実践できるように編集した体系であると、私（津川）は理解しています。そのなかでも、解決志向ブリーフセラピー（Solution-Focused Brief Therapy）は実用性や汎用性に優れていることから、多くの臨床家に活用されているアプローチです。SFBTの代名詞となったミラクル・クエスチョンをはじめ、例外さがしやソリューショントーク等も広く知られるところになりました。それでは、SFBTのマニュアルをなぞることに終わらず、その効果を最大限に引き出すためにはどうすればよいでしょうか？ その答えの一つが、原点であるミルトン・エリクソンに学ぶということです。

　 このワークショップでは、ミルトン・エリクソンという原点を踏まえながら、SFBTをはじめとするブリーフセラピーのエッセンスを楽しく体験的に学んでいきます。ブリーフセラピーを実践している方はもちろん、初めてブリーフセラピーに触れる方、臨床スキルを上げたい方、等々のご参加をお待ちしています。