家族療法入門ワークショップ(2days)2017
家族療法入門ワークショップ(2days)2017
家族療法では特にセラピストを含めた治療システムを把握することが重要です。 つまり、対人援助場面で自分を含めて何が起こっているのか仮説を立てることが最優先されます。
初学者にとっては自分を含めた状況を理解することがなかなか難しいとされています。
本研修では、この対人援助場面で起こっていることを理解し、自らの振る舞いにつなげていただく練習をします。 自分を含めた相互作用を常に意識し振る舞えるように、繰り返し複数面接に取り組んでもらいます。
近年日本で盛り上がりを見せているオープンダイアローグに興味がある方にとっても、治療システムという考え方は有用であると考えられます。 これからオープンダイアローグを学ぼうとされている方にもお勧めです。
皆様のご参加をお待ちしております。
本研修では、この対人援助場面で起こっていることを理解し、自らの振る舞いにつなげていただく練習をします。 自分を含めた相互作用を常に意識し振る舞えるように、繰り返し複数面接に取り組んでもらいます。
近年日本で盛り上がりを見せているオープンダイアローグに興味がある方にとっても、治療システムという考え方は有用であると考えられます。 これからオープンダイアローグを学ぼうとされている方にもお勧めです。
皆様のご参加をお待ちしております。
家族療法とは?
「家族療法」と聞くと、多くの方は「家族(の中にある問題)を治す」心理療法(Therapy of Family)の一種、と考えると思います。 実は現在、家族療法を行っている専門家は、そのようには全く考えていません。
家族療法とは、基本的には「家族の力を借りながら行う」心理療法(Therapy with Family)なのです。 家族などの人間集団を1つのシステムと見ていく考え方を「システム論」と言いますが、家族内で起こる様々な問題は、家族システムが「問題維持システム」になっていると考えます。
その「問題維持システム」を「問題解決システム」に変容していくことが、家族療法の基本的な目標です。 その目標を達成するために、問題の「原因探し」や「悪者探し」はせずに、今ここ(現在)、そしてこれから(未来)のことに注意を向けて、問題や症状を呈している本人や家族が持っている問題解決能力やリソース(資源)が、十分に発揮されていくよう、家族療法の専門家は応援していきます。
家族療法におけるこのようなプロセスを通して、「問題維持システム」が「問題解決システム」に変容し、その結果として、症状・問題の消失・軽減・解消が起こる、と言われています。
家族療法とは、基本的には「家族の力を借りながら行う」心理療法(Therapy with Family)なのです。 家族などの人間集団を1つのシステムと見ていく考え方を「システム論」と言いますが、家族内で起こる様々な問題は、家族システムが「問題維持システム」になっていると考えます。
その「問題維持システム」を「問題解決システム」に変容していくことが、家族療法の基本的な目標です。 その目標を達成するために、問題の「原因探し」や「悪者探し」はせずに、今ここ(現在)、そしてこれから(未来)のことに注意を向けて、問題や症状を呈している本人や家族が持っている問題解決能力やリソース(資源)が、十分に発揮されていくよう、家族療法の専門家は応援していきます。
家族療法におけるこのようなプロセスを通して、「問題維持システム」が「問題解決システム」に変容し、その結果として、症状・問題の消失・軽減・解消が起こる、と言われています。
家族療法入門ワークショップ (2015年8月30日)参加者の方からのご感想を一部紹介
司会のワークでは、その人それぞれの傾向や特徴が如実に表れるワークだったのではないかと感じました。午後のジョイニングのロールプレイではジョイニングとは何なのだろうか?と改めて考える良い機会になりました。他のグループの方のご意見もとても勉強になり、良い学びの場となりました。(大学院生)
もっと時間が欲しかったというのが、感想です。いくら時間があっても、足らないかもしれないですね。(ビジネスコーチ)
私にとってもたくさんの新しい学びがありました。参加者は多岐の職業でしたから、考える事例もいろいろでした。家族面接はいろんな場面にあると思っています。 フィードバックを受けて、再度演じてみて納得する、難しさを理解する、というところまでできたらいいなあと思っています。(社会福祉士)
今回はいろんな職種の方々との交流ができ、またその方々とお話をさせていただいたり、ロールプレイを拝見することができ、そこから学ばせてもらうことも多々ありました。(大学院生)
スケジュール(予定)
6月17日(土)13:00~18:00 | |
13:00~14:30 | システム論やジョイニングに関する講義(ワーク含む) |
14:45~15:45 | 八巻先生によるロールプレイ |
16:00~16:30 | ロールプレイの解説 |
16:30~17:30 | 参加者によるロールプレイに対してのリフレクティングチーム形式でのディスカッション |
17:30~18:00 | 全体的な質疑応答と2日目に参加者が行う家族ロールの打ち合わせ |
6月18日(日)10:00~17:00 | |
10:00~12:00 | 準備体操とワーク まずは複数人を相手にしたやりとりの練習 振り返り |
13:00~14:30 | 家族ロール1 一人あたり2回セラピスト役をやる予定 |
14:30~15:00 | 振り返り&質疑応答(適宜休憩) |
15:00~16:30 | 家族ロール2 一人あたり2回セラピスト役をやる予定 |
16:30~17:00 | 振り返り&質疑応答(適宜休憩) |
日 時2017年6月17日(土)13:00~18:00 ・6月18日(日)10:00~17:00
定 員30名
定 員30名
講 師八巻 秀・吉田 卓矢
場 所たましん RISURUホール B1F サブホール
参加費2日間 20,000円 (大学院生 15,000円)
参加対象教育・司法・医療・福祉・保育・産業分野の専門職の方 および 大学院生
申込方法終了しました。
受講料お振込み・返金について
お申し込み頂いた後、担当者から振込先をご案内致しますので期日までにお振込みください。入金確認のメールが3日以上経っても届かなかった場合は、大変恐縮ですが、再度ご連絡の程よろしくお願い致します。
また、お客様のご都合で、当日参加出来ない場合の返金は致しかねますのでご了承ください。
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また、お客様のご都合で、当日参加出来ない場合の返金は致しかねますのでご了承ください。