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講演会・研修会の予定と記録

八巻 秀の講演会・研修会の予定と記録
2015年度
4/12    支援助言士協会第6期研修会「臨床理論」講師
4/26    市民講座「アドラー心理学入門~よい人間関係とは~」講師
5/10    市民講座「不登校の理解と子どもとのかかわり」講師
5/23~24   産業カウンセラー協会研修部講座「相談現場に活かす家族療法」講師
5/26   秋田県 新任生活保護担当職員「ケースワーカーのストレスマネジメント」「面接技術の基本」 基礎研修講師
5/30~31   ヒューマンギルド主催ワークショップ「家族療法入門~複数面接がうまくなるために」講師
6/16   秋田県 新任査察指導員 基礎研修「査察指導員によるス-パ-バイズについて」 講師
6/27   東京私立学校保健研究会 講演
6/30   秋田県総合教育センター 生徒指導総合講座 「教育相談の在り方~気になる子どもや保護者の理解と援助」講師
7/11   山梨県臨床心理士会 学校臨床心理士委員会 主催 研修会講師
7/12    やまき心理臨床オフィス主催スモールグループ・ケースカンファレンス(SGCC)コメンテーター
7/31    東京都北区教育相談研修会 講師
8/1    駒澤大学オープンキャンパス模擬授業 講師
8/17~21    沖縄国際大学 集中講義「社会福祉学特講C」講師
8/30    やまき心理臨床オフィス主催ワークショップ「家族療法入門ワークショップ:視野を広げた面接を目指す」講師
9/3    株式会社 メッセージ職員研修講師
9/18    日本心理臨床学会第34回秋季大会 自主シンポジウム シンポジスト
10/4    市民講座:アドラー心理学ワークショップ「自分を変える思考スイッチの切り替え法」講師
10/6    岩手県総合教育センター研修「実効的な教育相談活動とは?~教育現場に活かすブリーフセラピー」講師
10/8    東京都北区スクールカウンセラー研修会 講師
10/13    家庭裁判所調査官養成課程第11期後期合同研修 講師 第1回
10/17    支援助言士協会第7期研修会 講師
10/20    東京都北区就学相談室 所内研修講師
10/20    家庭裁判所調査官養成課程第11期後期合同研修 講師-2
10/23    家庭裁判所調査官養成課程第11期後期合同研修 講師-3
10/25    産業カウンセラー協会東京支部 研修部企画講座 講師
10/27    家庭裁判所調査官養成課程第11期後期合同研修 講師-4
10/28    新潟県立長岡大手高等学校出張授業講師
10/29    東京都北区さくらんぼ園主催講演講師 「アドラー心理学を活かした保護者との関り方」
11/1    スモールグループ・ケースカンファレンス(SGCC)コーディネーター
11/15    やまき心理臨床オフィス主催ワークショップ「対人援助における関係作り」講師
12/8    江戸川区教育研究所 学校サポート教室開催 所内研修会 講師
12/14    東京都北区関係機関連絡調整会議スーパーバイザー
12/20    やまき心理臨床オフィス主催「ブリーフセラピー入門ワークショップ」講師
       
2016年   
       
1/15     立川市教育委員会 教育支援課主催 講演会講師
1/17    スモールグループ・ケースカンファレンス(SGCC)コーディネーター
1/21    東京都北区スクールカウンセラー研修会 講師
1/23    家裁調査官カウンセリング研究会 講師
1/26   川崎市心理職研究会講師
1/30    市民講座:アドラー心理学ワークショップ「人間関係を変える思考スイッチの切り替え法」講師
2/13    田嶌誠一先生退官記念シンポジウムシンポジスト
2/22   駒沢ブリーフサイコセラピー研究会 講師
2/25    平成27年度 昭島市自殺対策事業 市民講座講師
3/6    産業カウンセラー協会東京支部 研修部企画講座 講師
3/13    やまき心理臨床オフィス主催 スモールグループケースカンファレンス コーディネーター
3/27    産業カウンセラー協会東京支部 研修部企画講座 講師
         
 
 46 産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 研修会 講師
日 時 2016年3月27日(日)10:00~17:00
場 所 大橋会館2階会議室(東京都目黒区)
内 容 講義&演習「家族療法入門~組織で活かす集団面接」
参加者 産業カウンセラー協会員19名
メ モ  今年度最後の研修。産業カウンセラー協会の家族療法の研修はもう3回目でしょうか。今回も家族療法の研修を受けるのは全く初めてという方がほとんどでした。「家族」という言葉はありますが、家族に対応するにあたってどのような考え方や振る舞い方をするのがベターなのかということについて、講義と実習を絡めながら進めていきました。この日は天気も良く、お花見日和の日曜日ということもあって(?)参加者は少なかったのですが、それだけ参加された方はさすが熱心な方が多く、皆一生懸命にワークに取り組んでおられました。終了後も何人かの方が「面白かった」と声をかけてくださって、講師として今年度をまあまずは満足して閉められたかなと思える研修でした。

 終了後、世話人の方とささやかな慰労会をして美味しい日本酒が飲めたのも良かったな〜笑。さ〜て来年度も頑張って良い研修をしていこうっと!
   
 45  やまき心理臨床オフィス主催 スモールグループケースカンファレンス コーディネーター
日 時  2016年3月13日(日)13:30〜17:00
場 所  やまき心理臨床オフィス1階研修室
内 容  「オープンダイアローグ」による事例検討会の試み
参加者  臨床心理士、医師、大学院生など12名
メ モ  最近、精神医療の分野で注目されている「オープンダイアローグ」を、事例検討会の文脈に適用してみようという大胆な(?)試みをやってみました。最初は予想通り参加者の皆さんはどのように振舞っていいのかという「不確実性」の中に入り込んでいましたが、徐々に自らの「事例」を語る方が増えて、後半は生き生きとした対話がなされたように思いました。私自身は、しっかりと準備をして臨んだせいか、「不確実性への耐性」はあったようで(笑)、不思議と落ち着いてこの場(空間)と時間を終始楽しむことができたかな。オフィススタッフも3名参加してくれましたが、あえて事前に参考論文を読んでおくように言っただけで、打ち合わせをしなかったのですが、スタッフも最初は戸惑っていましたね〜笑。

 最後は参加者から感想もいただきましたが、何かしらオープンダイアローグの手応えを感じられた方は多かったですね。あらためて、オープンダイアローグの実践の難しさとともに、可能性ややりがいは感じられました。今後も私自身さらなるオープンダイアローグの体得を目指して、学びながら実践していきたいと思いましたね〜!

 うん、やってみてよかった!! また次の機会を考えようっと!
            
 44 産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 研修会 講師
日 時 2016年3月6日(日)10:00〜17:00
場 所 大橋会館2階会議室(東京都目黒区)
内 容 講義&演習「アドラー心理学入門続編~思考スイッチの切り替え方を学ぶ~」
参加者 産業カウンセラー協会員32名
メ モ  昨年の10月に引き続いての産業カウンセラー協会のアドラー心理学の入門講座。今回は会場が前回と違うところでした。講座名は「続編」になっていましたが、10月の講座も受けた連続受講者は5名。ちなみにアドラー本としてベストセラーになっている「嫌われる勇気」を読んでいる方もそのくらいで、思わず「アドラー心理学ブームもまだまだですね〜」と言って笑いを取りました。今回は後半に「課題の分離」について話し合うワークをしっかりと行うのをメインにして、研修内容を構成しましたが、参加者の皆さんとても積極的に話し合ってくださったので、大いに盛り上がりましたね。講師としてもやりがいのある研修になりました。「嫌われる勇気」の続編である「幸せになる勇気」も「この講座を受けたあと読めば、しっかりアドラー心理学が実践できる!」としっかりと宣伝しちゃいました(笑)。
          
 43  平成27年度 昭島市自殺対策事業 市民講座講師
日 時 2016年2月25日(木)14:00~16:00 
場 所 昭島市保健福祉センター4階 講習室【住所 昭島市昭和町4-7-1】
内 容 「若者のこころに寄り添うあなたへのメッセージ」という題で講義&実習
参加者 昭島市内在住の小学高学年~30歳代の若者の保護者および支援者、25名
メ モ  会場の昭島市の保健福祉センターは、4階建てのきれいなビルでした。依頼された時は「自殺対策事業」という名前でしたが、主催者が心地よいタイトルをつけてくださったので、それに見合った内容を考えていきました。2時間という休憩を取るかどうか微妙な時間の長さだったので、途中実習を入れて休憩なしで行いましたが、お概ね好評だったかな?終了後も声をかけてくださる参加者もいて、ありがたかったです。

 最初の講師紹介で初めて「1日1万歩、歩いている臨床心理士」と紹介されて、嬉しいやら恥ずかしいやら〜まあ、この日も講演後は会場の昭島から立川のオフィスまで歩いて戻ったので、1万歩クリアです!(笑)
    
 42  駒沢ブリーフサイコセラピー研究会 講師
日 時 2016年2月22日(月)18:30~20:00
場 所 駒澤大学大学会館246 7階会議室
内 容 事例検討
参加者 対人援助職者ならびに学生、約20名
メ モ  久しぶりにこの研究会の講師を担当。今回は事例検討の司会兼コメント役。この会では初めて歯科医師の方が、臨床事例を提供してくださいました。ご本人は遠慮して「(事例検討の時間は)30分くらいあれば十分です」とおっしゃっていたのですが、なかなか検討しがいのあるケースだったので、参加者も巻き込んでしっかり90分間事例検討をしました。いろいろな意見や仮説が会場からも出てきて、事例提供した先生も喜んでくれたようでよかったです。事例提供者が「提供して良かった」と思える検討会でなければ意味がないですもんね〜!

   
 41  田嶌誠一先生最終講義記念シンポジウム シンポジスト
日 時 2016年2月13日(土)13:00〜17:30
場 所 九州大学 大講義室
内 容 記念シンポ「現実に介入しつつ心に関わる心理臨床の展開」において、「学校臨床現場のニーズを汲み取り、引き出し、応える心理臨床とは?」というテーマでプレゼン
参加者 一般の方約200名
メ モ  九州大学の田嶌先生が今年度で退職されるということで、その最終講義の後の記念シンポジウムにシンポジストとして招待されました。シンポジウム内で約15分間のプレゼン(実際はもっと長かった?笑)を行いましたが、さすが様々な現場で活躍された田嶌先生、学生や心理職に限らず福祉施設の施設長など様々な職種の大勢の方が集まり、広い九大の大講義室が参加者でいっぱいでした。シンポの前の田嶌先生による最終講義がとても感動的だったので、その流れを受け継げるように、私も張り切って(熱く?)プレゼンしました。

 実は〜今回初めてパワーポイントじゃないPreziという新しいプレゼンソフトを使ってみたのですが、いざプロジェクターに映すときにトラブル。会場係にMacに詳しい方がいて助かりました。ちょっと冒険しすぎたかな?

  シンポジウムそのものは、時間が短く感じるくらい他の先生方のプレゼンが素晴らしく、最後もやはり感動的に終えることができました。その後、場所を博多市内のホテルに移しての退職記念パーティーも参加しましたが、こちらも主催の田嶌ゼミ出身者組の様々な出し物もまた感動的! 久しぶりに2次会まで参加して、遅くまで博多の夜を楽しみました。


写真:田嶌先生による最終講義
   
 40  やまき心理臨床オフィス主催 市民講座講師
日 時 2016年1月30日(土)13:30〜17:00
場 所 たましんRISURUホール第1会議室
内 容 アドラー心理学ワークショップ「人間関係を変える思考スイッチの切り替え法」
参加者 一般市民38名
メ モ  今回もたくさんの方に集まっていただきましたアドラー心理学の講座。今回はアドラー心理学においてインパクトのある考え方である「課題の分離」について取り上げました。いつものように3人1組でグループワークを交えながら講義という形でやっていきましたが、自然に落ち着いてできたかな?

 質疑応答の時間もしっかりとって、そこでも参加者からとても良い質問が出て、それに対して講師として答えたり、参加者同士で考えたり、うまく展開できました。その流れもこの講座全体が良い学びになっていく力になっていったように思いました。講師としても満足度の高い講座になったと思えました。

 今年度はこれでオフィス主催のアドラー心理学ワークショップは3回やったことになりますね。来年もますますアドラー講座を頑張ろうと決意を新たにしました。
   
39 川崎市心理職研究会講師
日 時 2016年1月26日(火)19:00~21:30
場 所 ミューザ川崎 研修室2
内 容 講義「アドラー心理学とシステムズアプローチ」
参加者 川崎市内の児童相談所、児童養護施設、発達相談支援センター、療育センター、児童家庭支援センターの心理職の方、計9名
メ モ   平日の夜にとても意欲的な心理職の方々が行っている研究会にお呼ばれして、アドラー心理学とシステムズアプローチについてお話ししました。最初に「アドラー心理学とシステム論、それぞれ5段階評価でどのくらい知っている&使っている?」と尋ねると、アドラー心理学は平均0.8、システム論は平均1でしたので、しっかり「だれでもわかる」ようにお話ししながら質問もどんどん受け付けました。さすが現場で活躍されている心理士さんばかりなので、質問もとても実践的な内容の濃いものばかり。私も質問に答えながらも大変勉強になりました。

 このような専門職の研修にもしっかりと対応できるよう研鑽を積みたいとあらためて思いましたね。
   
 38 第47回家裁調査官カウンセリング研究会 第1分科会 講師
日 時 2016年1月23日(土)13:30~16:30
場 所 TKP信濃町ビジネスセンター7階会議室(東京都新宿区)
内 容 2事例の家事事件の検討&コメント+まとめの講義「家裁調査官の中立性」
参加者 家裁調査官84名
メ モ  全国の家裁調査官が毎年集まる自主的なカウンセリングの研究会に講師として呼んでいただきました。2事例を80分ずつ面接の一場面のシナリオロールプレイを交えながら検討しました。このような形の事例検討会は、裁判所研修所における家裁調査官研修の養成課程でやってはいましたが、スモールグループではなく、80名を超える大勢の前でやるのは初めて。大人数で検討する時は、もう少し何かしら工夫がいると反省させられました。最後の講師からの総合解説も少し抽象的な説明になってしまったかな? もっと基本を押さえた具体的な説明でもよかったですかね。

 この会には初めての参加でしたが、参加者の半数くらいがこの5年ほど担当している「養成課程」の卒業生で、知っている顔が多くてちょっと安心感はありましたね。終了後は何人かの卒業生(?)に声をかけてもらって、同窓会のような雰囲気でした。

アンケートが届きましたのでご紹介します >>

「実務に直結する新たな視点や示唆を得ることが出来た」
「ケース検討の方法が新鮮で勉強になった」
「シナリオの一部を取り上げるだけで深い検討が出来ることがわかった」
「すごく楽しかった」

   
    
 37  北区スクールカウンセラー研修会コメンテーター
日 時 2016年1月21日(木)14:30〜16:30
場 所 東京都北区滝野川分庁舎1階大会議室
内 容 スクールカウンセリングの事例検討
参加者 北区のスクールカウンセラーや教育相談担当者など、約30名
メ モ  昨年に引き続いて北区のスクールカウンセラーの事例検討会のコメンテーターを担当しました。発表したスクールカウンセラーはまだ若手の学校現場に少しずつ慣れてきた感じの方2名。なかなかフレッシュな気持ちで(?)検討できましたね。前回もそうだったのですが、何となくこの研修会の場が全体的にピリピリした雰囲気を感じたので、場を活性化する意味で、時々参加者に隣同士の2人一組で話し合う時間をとりましたが、これが場を和ませるのにとても良かったように思いました。

 事例検討会というのは、事例発表者を晒し者にするのではなく、発表者を「明日から頑張るぞ!」と思わせる「勇気づける場」にしなければならないと、あらためて思いましたね。
   
 36  スモールグループ・ケースカンファレンス(SGCC)コーディネーター
日 時 2016年1月17日(日)13:30〜17:00
場 所 やまき心理臨床オフィス研修室
内 容 リフレクティング・プロセスによる事例検討会
参加者 対人援助職者8名
メ モ  どうしても外せないケースがこの研修の前半の時間に入ってしまったので、スタッフの久保山君に前半を任せて、後半から参戦。すでに良いムードが出来上がっていたので、スムーズに入りやすかったです。リフレクティング・プロセスは面白い方法だと思いますが、持って行き方によっては、参加者のフラストレーションが溜まる難しさがあるかな〜とあらためて思いましたね。来月のオープンダイアローグによる事例検討会にうまく生かしたいですね。
   
 35  立川市教育委員会 教育支援課主催 講演会講師
日 時 2016年1月15日(金)14:30〜16:30
場 所 立川市子ども未来センター 201・202会議室
内 容 講義&演習「〜家族システムから考える〜気になる家庭と子どもへのアプローチ」
参加者 一般市民24名
メ モ   2016年最初の講演は年に1回のここ数年恒例の立川市教育委員会での講演。今回は「システムの話」を要望されたので、得意の「円環的思考のワーク」を取り入れて展開してみました。グループワークを駆使しながらやる講演もだいぶ慣れてきましたが、今回もスムーズに進行することができたかな?

 講演前に会場近くの床屋に行ってスッキリしたのも良かったかも?!(笑)
   
 34  やまき心理臨床オフィス主催 ブリーフセラピー入門ワークショップ講師
日 時 2015年12月20日(日)10:00~17:00
場 所 たましんRISURUホール第4会議室
内 容 講義「ブリーフセラピーとは?」事例提示&演習
参加者 対人援助専門家など30名
メ モ   年末にもかかわらず会場定員いっぱいの方が参加してくださいました。おかげで講師は立ちっぱなしで疲れました(笑)。講義とワークを織り交ぜながら、質疑応答もしていくという進行。さすが専門家の参加者が多かったせいか、質問もどんどん出てきて、それが研修の内容を深めた感じになっていきましたね。

 オフィスのスタッフの久持君と組んで研修を行うのは2年ぶり2回目ですが、前回と比べて堂々と講義や進行をしていたのは感心感心。いや〜彼の講師としての成長を感じましたね〜(と上から目線のコメント笑)。

 来年はオフィススタッフとコンビを組んでの研修が増えそうだから楽しみです。
   
 33  東京都北区関係機関連絡調整会議スーパーバイザー
日 時 2015年12月14日(月)14:00~16:30
場 所 東京都北区障害者福祉センター2階「十条台地域振興室会議室」
内 容 ミニワークショップ「発達障がい児をもつ家族の理解と対応?アドラー心理学による考え方と振る舞い方」
参加者 北区の発達障害時に関わる関係機関長とその所属職員など25名
メ モ   関係調整会議とは関係機関の長が集まって情報交換するのが定例なのですが、この北区の会議では前回からワークショップ形式でやり始めたところ、とても好評だったので、今回も実施することになりました。テーマに沿ってアドラー心理学の切り口でやってみました。いざやってみると、皆さん意外にノリノリ(笑)。終わりの頃は笑顔になっていましたね?(ちょっと怪しいかな?)。  ホント、アドラー心理学はいろんなテーマで扱うことができますね!
   
 32  江戸川区教育研究所 学校サポート教室開催 所内研修会 講師
日 時 2015年12月8日(月)14:30~16:30
場 所 江戸川区教育研究所グリーンパレス3階会議室
内 容 事例検討
対 象 江戸川区学校サポート教室相談員8名
メ モ   6年くらい続いている江戸川区の適応指導教育の心理職員の研修にまた呼んでいただきました。今回も事例検討の会。昨年は事例発表した駒澤大学院OBのY君は今回は司会進行役でした。いざ検討してみると、適応指導教室の相談員は「教師」でもあり「カウンセラー」でもあるという両方の視点を持たなければいけないという難しさを感じましたね。

 さらに今回検討した事例は、家族関係にも配慮するという「福祉職」の視点も必要といや?大変です。数年前にやはりこの会で言ったセリフ「適応指導教室の心理職は最前線の仕事ですね!」というのを思い出してまた話しちゃいましたよ。ホントそう思いますね。  また来年も呼んでいただけるようで、しっかり応援していきたいですね!
   
 31  やまき心理臨床オフィス主催ワークショップ「対人援助における関係作り」講師
日 時 2015年11月15日(日)13:00~16:30
場 所 やまき心理臨床オフィス1階研修室
内 容 ロールプレイ実習
参加者 心理学専攻の大学院生や歯科医師7名
メ モ   オフィス主催の関係作りワークショップの3回目を担当。1?2回は担当していなかったので、最初に参加者から「対人援助における自分の課題」と「その課題を解決するためにここでやりたいこと」をお聞きしたところ、「八巻のデモンストレーションが見たい」という要望が多かったので、思い切って参加者6名全員とひとり15分間の公開コンサルテーションを行いました。ロールではなく、素の自分の悩みを語ってもらいながら、ブリーフなコンサルテーションをやり、その後参加者から質疑応答や私の解説などを加えるという形。最初の3人はそれらでひとり30分ほど時間を取れたのですが、後半は時間が押せ押せになってしまい、後半の3人の方は展開を早くなってしまって、ちょっと申し訳なかったかな??

 「コンサルテーションといっても、普段の八巻の話し方と変わらない自然な感じ」という嬉しい(?)感想もあったりして、参加者にとって3回シリーズのまとめの研修の学びとしては良かったでしょうかね?? 私自身はあまりやらないデモンストレーションを6名の方と出来て、少し研修におけるデモンストレーションのあり方のコツをつかめたのが大きかったです。このデモンストレーションタイプの研修の形式ももう少し洗練できそうですね。
   
 30  スモールグループ・ケースカンファレンス(SGCC)コーディネーター
日 時 2015年11月1日(日)13:30~17:00
場 所 やまき心理臨床オフィス1階研修室
内 容 事例検討会
参加者 臨床心理士8名
メ モ   この研修の時間帯にどうしても担当せざろうえないケースがあったので、前半はオフィスのスタッフに任せて後半から参加。そのせいで事例の検討についていくのに必死でしたが、なんとか最後は提供されたケースの見立てと今後の手立ての色々なアイディアは自分から提案できたかな?  それ以上に私がいなくても2名のスタッフが研修をしっかり仕切っていたところは感心しましたね。私も引退は近いかな?
   
 29  東京都北区さくらんぼ園 主催 講演会 講師
日 時 2015年10月29日(木)14:00~16:00
場 所 さくらんぼ園 集会室
内 容 講義&演習「アドラー心理学を活かした保護者との関り方」
参加者 北区内の保育園の職員など27名
メ モ   数年前から担当している東京都北区の発達障害児のための関係機関連絡会議でのつながりで、北区の療育施設である「さくらんぼ園」の園長先生にお誘いを受けて講演会の講師を担当しました。内容は今年の1月にやったミニワークショップと同じものを、という園長先生からのリクエストだったので、少し内容は更新して準備してのぞみました。いざ始めてみると、さすが保育園の先生方ですね?ノリはよく、楽しそうにワークをしていましたね。アドラー心理学初めてという参加者が多かったので、丁寧にを心がけました。終わった後、12月にある恒例の北区の関係連絡会議の打ち合わせをしましたが、やはりまたミニワークショップでやることになりました。さ~て、今度はどんなネタでやろうかな??


(写真は会場のさくらんぼ園の集会場)
   
 28  新潟県立長岡大手高等学校 大学模擬授業 講師
日 時 2015年10月28日(水)13:00~15:00
場 所 長岡大手高校133教室
内 容 講義&演習「アドラー心理学入門?自分を知って、相手を知る」
参加者 長岡大手高校2年生33名
メ モ   新幹線で新潟県長岡市の高校に行って出張模擬授業をしてきました。長岡は上越新幹線で大宮から1時間半程度。意外と近いんですね~  あいにくの小雨模様でしたが、駅からゆっくりと歩いて高校へ。参加した生徒は予想通りまじめかつ大人しそう。そんな生徒を乗せようと頑張りましたよ~(笑)!
 ちょっとしたクイズをしたり、私が作った簡単な「ライフスタイル診断」テストもやったりと、80分間の授業に生徒たちがついてこれるよういろいろと工夫しましたが、どうだったかな?(いつもこの台詞ですね~)  終わり頃の生徒の表情は悪くなかったかな?

 終了後は長岡名物の「へぎそば」をしっかりと本店で食べて、いい気分で帰りました。たまにはこんな日帰り出張も良いですね!


(写真は長岡大手高校の校舎)
   
 27  家庭裁判所調査官養成課程第11期後期合同研修 講師 第4回
日 時 2015年10月27日(火)9:30~12:30
場 所 裁判所職員総合研修所(埼玉県和光市)
内 容 「面接技法演習Ⅰ」として講義・演習
参加者 家庭裁判所調査官補(採用2年目)12名+指導教官1名
メ モ   家裁調査官の養成過程の研修の4回目で私にとっては最終回。またまたまた新しい研修生12名の班で面接技法の演習を行いました。前回までは班内の男女比が圧倒的に女性が多く、12名中1~2名くらいでしたが、今回の班はなんと4名!。ここ数年では多かった班でしたね。今回も各研修生の問題意識を拾ってみると、やはり「ジョイニング」がメインテーマになりましたが、その中でも「承認」という考え方(あるいはスタンス)がクローズアップされました。それは面接中の自分の気持ちを感じながらも、それをどう扱ったらいいのかというテーマを持つ人が多かったからかな?  この班は質問も多く出てきたので、主に質疑応答を中心に展開していきました。個人的にはとても面白く興味深かったのですが、研修生にとってはどうだったかな?

 無事に終わって、そのあと午後はオフィスに移動して3ケースやりましたが、意外にず?んと疲れている自分を感じました。年のせいなのか、それだけ研修でいつもよりエネルギーを使ったせいなのか、どっちかな?
   
 26  産業カウンセラー協会東京支部 研修部企画講座 講師
日 時 2015年10月25日(日)10:00~17:00
場 所 産業カウンセラー協会代々木教室6階604教室
内 容 ワークショップ「アドラー心理学 ~思考スイッチの切り替え方を学ぶ~」
参加者 産業カウンセラー協会会員29名
メ モ   今年の5月に引き続いて産業カウンセラー協会東京支部で講座を担当しました。今回は得意の「アドラー心理学」。ありがたいことに教室定員一杯の参加者でした。いつものようにスモールグループを作って、講義とワークを絡めながら展開していきましたが、何となく硬?い雰囲気。アドラー心理学が初めてという方が半数以上ということもあるのかな?と思いながら進めていきましたが、途中から意外と参加者にはいわゆる研修講師の方が多くいらしたことも要因という仮説が立ってきました。その上でワークをどんどんとやっていくと、雰囲気はまずまずほぐれていきましたが、やはり何となく乗り切らない人もいる感じ。何人かの熱心な参加者からは質問が出たので、それには精一杯答えながら、最後の最後は思わず「今日の研修の中から学んだことを1つだけでも良いから生活で実践してみてください。もしアドラー心理学を教える立場になったとしても、1つもアドラー実践していない人では、説得力がありませんよ!」といったことを熱く語ってしまいました。まあこのセリフ、自分にも言い聞かせていますかね(笑)。いや~あらためて日々精進ですね?!

 産業カウンセラー協会の研修は今年度はあと2回やる予定。そして早くも来年度も計6回実施することが決まりました。ありがたやありがたや。
   
 25  家庭裁判所調査官養成課程第11期後期合同研修 講師 第3回
日 時 2015年10月23日(金)13:30~16:30
場 所 裁判所職員総合研修所(埼玉県和光市)
内 容 「面接技法演習Ⅰ」として講義・演習
参加者 家庭裁判所調査官補(採用2年目)12名+指導教官1名
メ モ   家裁調査官の養成過程の研修の3回目。またまた新しい研修生12名の班で面接技法の演習をしました。前回の手応えがあまり良くなかったので、しっかりと参加研修生のニーズを探るために、自己紹介から始めるウォーミングアップを丁寧にすることを意識してのぞみました。演習部屋に入って研修生の表情を見ると何か不思議と良い雰囲気。その瞬間から「この研修はうまくいくぞ?!」と直観的に思えました。シンプルな発見ですが、やはり自己紹介で「出身地」を入れるだけでその場の和み方が違いますね?!(次回は出身大学・学部・学科も入れようっと!)

 参加者のニーズは「ジョイニング」というものに集約されると感じたので、後半はそれの体得をめざしたワークと講義をしていきました。終了時の研修生の表情をあらためてみて、まずまずうまく展開できたと思えましたね。少し前回のリベンジが出来たかな?  さて、来週もう1回新しい班であるので、気を引き締めて行こうっと!
   
 24  家庭裁判所調査官養成課程第11期後期合同研修 講師 第2回
日 時 2015年10月20日(火)9:30~12:30
場 所 裁判所職員総合研修所(埼玉県和光市)
内 容 「面接技法演習Ⅰ」として講義・演習
参加者 家庭裁判所調査官補(採用2年目)12名+指導教官1名
メ モ   家裁調査官の養成過程の研修の2回目。新しい研修生12名の班で面接技法の演習をしました。今回もまずは自己紹介からウォーミングアップを兼ねて始めてみましたが、今回の班は全体的におとなしい雰囲気のグループ。研修生の何人かは演習中ずっと表情の硬さが変わらない人もいたのは気になりました。質問も3?4名は積極的にしてくれましたが、前回の班に比べて活発に出たとは言えず、少々やりにくさは感じましたね。ただ同席した指導教官は明るいさわやかな男性調査官で、彼の明るさに助けられた感じです。う~ん、もうちょっと上手く雰囲気をほぐす方法があったかな?

 次回はまた班が変わりますが、もう少し事前にアイスブレークの作戦を練っていこうと思いましたね。まだまだ勉強することが多いです。
   
 23  東京都北区就学相談室 所内相談員向けOJT研修 講師
日 時 2015年10月20日(火)15時~17時
場 所 北区役所滝野川分庁舎2階 相談室
内 容 就学相談員向けOJT研修:就学相談に関わる保護者対応のノウハウや事例検討等について。
参加者 就学相談員7名(教育職4名、心理職3名)。特別支援教育担当係長1名
メ モ   午前中の裁判所研修所から移動して王子駅へ。食べログでチェックした美味しいワンタン麺と小チャーハンのお店を楽しんで、少し元気をもらって(?)から会場に向かいました。

  今回は事前準備を全くせずに、参加者から出てくる質問に答えるという「なしなし研修(パワポなし・資料なし)」でのぞみましたが、担当の方が参加者からの質問を事前にまとめてくださっていたおかげで、次々と質問が出てくる出てくる。それらの質問にバンバンと(?)答えることで研修を展開することができました。参加者には心理の専門家だけでなく、元校長先生など教師出身の方もいたので、できるだけわかりやすくを意識しましたが、どうだったでしょうか?

 このような現場で苦労している方と直接対話しながら進めていく研修は自分にとっても勉強になり、とても楽しい! また呼んでもらえたら嬉しいな~と切に思いましたね。
   
 22  支援助言士協会 第7期コミュニティカウンセラー研修講座 講師
日 時 2015年10月17日(土)12:00~17:15
場 所 支援助言士事務所(横浜)
内 容 講義&演習「臨床理論:現場で使える理論とは?」
参加者 コミュニティカウンセラー講座受講者など8名
メ モ   今年2回目の支援助言士協会での講座。春にあった前回から少し内容をバージョンアップしてのぞみました。研修が始まると、ありがたいことに参加者から質問がドンドン出てきて、それに私もガンガン答えながら研修を進めることができました。そのような参加者の質問や意見を積極的に取り入れつつ講義して、講義内容に沿ったワークをして、そのワークの体験を参加者全員でシェアして、またそれについて講義するという、まあ研修としては理想的な展開。休憩は1回だけ、あっという間の5時間でした。  参加者の数は多くはなかったのですが、今回から会場はマンションの一室のこじんまりとしながらも落ち着いた空間になって、私もリラックスした気持ちで研修ができたかな?  終了後に主催者の方から今後のこの講座のカリキュラムについて相談を受けましたが、今後は内容的にさらにアドラー心理学色を強めるとのこと。いや~イイですね?!  この協会の講座は今後もますます応援していきたいですね?!
   
 21  家庭裁判所調査官養成課程第11期後期合同研修 講師 第1回
日 時 2015年10月13日(火)9:30~12:30
場 所 裁判所職員総合研修所(埼玉県和光市)
内 容 「面接技法演習Ⅰ」として講義・演習
参加者 家庭裁判所調査官補(採用2年目)12名
メ モ   毎年の秋の恒例の家裁調査官の養成過程の研修を今年も担当しました。全4回ある中の1回目。今年度は例年より少し多めの12名の班で演習しました。面接技法演習は初回ということで、丁寧にメンバーの自己紹介をやった後、予定のシナリオロールプレイなどを行っていきました。やはり今年も優秀な研修生ばかりで、質問も次々と出てくる出てくる、その刺激を受けて思わずこちらものって、当初予定になかったワークも2種類ほどやっちゃいましたし、最後の15分は熱くまとめの講義を行いました?!

 昨年からのシステムで1回ごとに班が変わるので、次回は今回の班とは別の班になる予定。さて、次の回はどんな研修生がいる班か今から楽しみです。
   
 20  東京都北区スクールカウンセラー研修会 講師
日 時 2015年10月8日(木)14時半~16時半
場 所 北区役所滝野川分庁舎 2階 教育委員会室
内 容 スクールカウンセリングにおける事例の検討
参加者 北区内のスクールカウンセラーならびに教育相談所相談員合わせて約20名
メ モ   会場に行ってみると、ロの字形に机が二重に並んで行政組織の会議のような雰囲気。そのせいか最初は参加者も緊張感があって硬かったです。研修は事例検討でお一人のベテランのスクールカウンセラー(SC)の方がケースの概要をプレゼンしてくださって、それに対して参加者から質問を受けながら進行していきました。緊張をほぐす意味もあって、質問は一度近くの方と話し合う時間を取ってから行いましたが、これが良かったのか、だんだん緊張はほぐれて、途中で挟む私のつたないギャグにも笑いが起きるようになりました~。 ケースそのものはとてもうまくいっているようだったので、今後の配慮と工夫について、皆で意見を述べあって無事終了。プレゼンしたSCの方や参加者にとって少しでもお役に立つ事例検討会になったかな?

 また来年1月にも同じ研修会をやる予定なので、次回も参加者の緊張ほぐしを頑張ろうっと!
   
 19  岩手県総合教育センター研修ならびに公開講座 講師
日 時 2015年10月6日(火)9:00~16:15
場 所 岩手県総合教育センター大講義室(岩手県花巻市)
内 容 講義&演習「実践的な教育相談活動とは?~教育現場に生かすブリーフセラピー」
参加者 講座の受講を希望された岩手県内の小・中・高校・特支校の教員。県内の高校教員で初めて教育相談担当になる者。その他、受講を希望した教員。計70名
メ モ   ここ4年ほど年1回恒例になっている岩手県総合教育センターでの秋の講座をまた担当してきました。今回は70名と今までで一番多い参加者。専門のブリーフセラピーというお題をいただいていたので、張り切って準備して(?)いつものように講義とワークを織り交ぜながら進めて、最後は参加者の一人の先生に公開コンサルテーションのデモンストレーションまで行いました。質問もさすが現場の先生、予想通り次々と出てきましたし、最後の参加者の表情を見ながら、まずは満足度は高い研修はできたのではないか(そうあってほしい!)と思えました。

 実は今回も前日入りして盛岡で担当の先生方と美味しい魚と酒を楽しんで英気を養ったのが良かったかな? (笑)

 講座終了直後に担当の主事の先生から早くも来年の計画を打診されたのは嬉しかったですね。故郷の岩手の教育に少しでもお役に立てるのは本当に嬉しいことですね?!


写真:秋の気配の岩手県照合教育センター


写真:大講義室のこのステージで公開コンサルテーションを行いました。

・・・参加者の声をご紹介・・・

「自分が頑張るというよりは、他者のリソースを見つけていくということを実践したい。」

「リソースの良い利用の仕方について、もっと未来をイメージしながら対応したい。」

「未来志向により具体的にアクションを起し、変化を生み出すことを学んだ」

「丁寧に、肯定的に話を理解することで効果的な相談ができることがわかった」

「ブリーフセラピーという言葉を初めて耳にした。学んだことを活かして実践していきたい。」

「ブリーフセラピーの講座はワークが多く、実践的な体験をすることが出来大変有意義であった」
「ブリーフセラピーの『答えはクライアント本人に聴く』ということが印象的であった。」

「初対面の先生と話すワークショップでは緊張したが、様々な校種の方と話すことができ、視野が広がった」

「これまでの生徒の問題にばかり注目してしまっていたが、『例外』を見つけ、状態を変えることを実践してみたい。」

   
 18  やまき心理臨床オフィス主催 市民講座講師
日 時 2015年10月4日(日) 13:30~17:00
場 所 たましんRISURUホール 第2会議室
内 容 アドラー心理学 ―人生を変える思考スイッチの切り替え方―(スッキリわかるシリーズ) ナツメ社 出版記念 特別ワークショップ第1弾 「自分を変える思考スイッチの切り替え法」
参加者 一般市民28名
メ モ   いや~今回のワークショップの一番の話題は、開始30分後のワークの最中に起きた出来事でしょう。突然、参加者のお一人が痙攣を起こして椅子から崩れ落ち、一時意識を失うということが起ったのです!転倒の際に頭と鼻を打ったようで少し血が出ていて、一次会場は騒然としました。幸い参加者のお一人に医師の方がいらして、的確な指示を受けられたので、本当に助かりました。その後、数分してご本人は意識をとりもどして、倒れてから30分ほどで救急車で搬送することができました。(その後、付き添ったスタッフによると、状態は落ち着かれて、そのまま入院されたとのこと。大事に至らなくて良かったです!)

 その後は参加者にいかに落ち着いてもらうか、いや~大変でした。何とか呼吸法などをしながら徐々にワークに戻っていくことができました。参加者の皆さんもその後は積極的に質問などもしてくださり、結果的にはまずまず合格点の研修になったかな??(自己評価甘いかな?(笑)

 いや~長らく研修講師を担当しているといろんなことが起るもんですね?あらためて気持ちをしっかり引き締めいこうっと!
   
 17  日本心理臨床学会第34回秋季大会 自主シンポジウム 話題提供者
日 時 2015年9月18日(金)16:00~18:00
場 所 神戸国際会議場 展示ホール1階
内 容 自主シンポ「アドラー心理学をいかに臨床活動に取り入れるかー心理臨床をアドラー心理学的に語るにはー」において話題提供「私的アドラー心理学的臨床生活への取り入れ方」
参加者 心理臨床学会会員26名
メ モ   春に出版した「アドラー臨床心理学入門」の執筆仲間3名で、心理臨床学会で(宣伝も兼ねた)自主シンポを行いました。会場には参加者が26名。この学会でアドラー心理学のシンポジウムを開くのは3回目ですが、初回は参加者3名だったことを思うとすごいですよね!
 事前に他の2人の発表内容の概要を聞いていたので、かぶらないように「私的」アドラー心理学の日常生活へ取り入れ方を「臨床生活」と名付けてプレゼンしました。今回はあえて”熱く”語ってみましたが、どうだったでしょうかね??

 会場には懐かしい教え子なども顔を出してくれて、終わった後はこの学会ならではの「同窓会」気分でした。
   
 16  株式会社メッセージ職員研修講師
日 時 2015年9月3日(木)14:30~16:00
場 所 中央区日本橋大伝馬町10番6号フォーリッチビル5F第2研修室
内 容 「カウンセラーが伝える元気になる会話のコツ」として演習&講義 高齢者ケア(在宅から施設まで)の会社における、対高齢者、対家族、対職員に対する対話能力向上のためのカウンセリング・面接技法の習得
参加者 老人施設のスーパーバイザー51名
メ モ   福祉領域の職員向けの研修は秋田では経験があるのですが、東京では初めてかな?  今回は老人施設を全国展開で経営する会社のスーパーバイザーの研修の一部を担当しました。いざ会場に入ってみると既に熱気ムンムン、参加者は皆にこやかな表情。それまでの研修が良い感じだったからでしょう。その雰囲気にに乗ってどんどんグループワーク主体でやっていきました。合間に次々と質問が出て、こちらもとても素朴な良い質問ばかり。こちらは気持ち良く講義できましたし、参加者も満足してくれたかな?(と思いたい!)。

 この会社は日本橋という一等地のビルに研修のためのフロアを借りているくらい研修に力を入れているよう。福祉の方へは是非応援し続けたいですし、今後もお付き合いがあると嬉しいですね?


(写真:皆さん熱心にグループワークに取り組んでいました)
   
 15  やまき心理臨床オフィス主催「家族療法入門ワークショップ」講師
日 時 2015年8月30日(日)10:00~17:00
場 所 たましんRISURUホール(立川市市民会館)
内 容 家族療法の考え方ミニ講義。家族療法の振る舞い方についての基本ロールプレイ。
参加者 対人援助職の方あるいはその専門を学ぶ大学院生、32名。
メ モ   夏の終わり8月末に「家族療法」の体験型「体育の時間」的ワークショップを行いました。ちょうど4人組が8つできる参加者数だったので、1日ずっと4人組で組み替えしながらワークショップを展開させました。なかなか熱心な参加者ばかりで、ワークの後の振り返りも時間が足りないくらい各グループ熱心に話し合いをしていましたね。 5月にも同じような体験型ワークショップを2回やっていることもあり、内容的には慣れているつもりでしたが、5月は2日間の研修だったのを今回は1日に凝縮している分、少し時間的に押せ押せになってしまったかもしれません。でもこのワークショップのやり方にはあらためて手応えを感じました。ぜひ来年は「中級編」もやりたいですね!


(写真:グループワークの様子)
   
 14  沖縄国際大学 夏期集中講義「社会福祉学特講C」講師
日 時 2015年8月17日(月)~21日(金)
場 所 沖縄国際大学 13号館308教室
内 容 講義&演習「よい人間関係とは・よりよい人間関係の作り方・家族療法から学ぶ」など
参加者 沖国大の学生21名
メ モ   生まれて初めて訪れる沖縄で、久々の集中講義を担当しました。当初の対象は福祉学科や心理学科の学部生でしたが、いざ蓋を開けてみると、英米文学科や産業情報学科、日本文学や経済学科など様々な学生さんたちが受講してくれました。多くの学生が心理学を学ぶのは初めてとのことだったので、わかりやすい「人間関係」を中心に内容を構成し直しましたが、皆真面目な学生さんばかりで、夏の真っ最中に計15コマの授業に皆しっかりついてきてくれましたね。(まあちょっと遅刻者もいましたが?笑)

 世話役の沖国大の知名先生には、ホテルと大学の送迎を毎日していただいただけでなく、なんとお忙しい中、授業にも参加して感想レポートも書いてくださいました。その感想の一部を紹介します。
「今日は午後だけの参加でしたが、とても楽しく参加させていただきました。何といっても学生が寝ていない、どころか「N」を発している学生が(ここでの「N」は眠気のNも含めて)全くいない。うちの学生としては驚きです。(中略)Workにしても、Talkにしても、とても楽しい学びです。質のお高い学びになっていることが、学生を見ていて感じます。」

 知名先生とは、授業の合間には福祉と心理臨床の関係あり方などについて刺激的な会話もできましたし、夜に2回も飲み会も催してくださって、とてもとてもお世話になりました。感謝感謝です!

  余談ですが、このお仕事の後、家族と合流してしっかり沖縄旅行も楽しみました。最後は台風直撃の中、ヒヤヒヤしながら飛行機で帰ったのも1つの思い出となりましたね(笑)。
   
 13  駒澤大学オープンキャンパス模擬授業 講師
日 時 2015年8月1日(土)
13:40~14:00 心理学科の説明初級
14:00~14:30 模擬授業「アドラー心理学入門」
14:30~16:00 個別相談
場 所 駒澤大学 駒沢キャンパス1号館4階教場
内 容 心理学科の説明と模擬授業「アドラー心理学入門:よい人間関係のヒント」
参加者 オープンキャンパス参加者(高校生とその保護者)約160名
メ モ   今年も8月の暑い午後にオープンキャンパスの担当になりました。そんな中で多くの方が参加してくれましたが、今年はその中で私の姉と高2の娘も参加。そのせいか、いつもと違って緊張し??ませんでしたよ!(笑)。今年は例年以上に熱心に聞く参加者多いな?と感じましたね。おかげでノリノリで(はしゃぎ気味に?)「アドラー心理学」についてお話しできたかな?

  そのあとの個別相談も大学院生が高校生たちに一生懸命対応してくれて、ついでと言ったら何ですが、娘の進路相談にも乗ってくれました。父親と違って年齢の近いお兄さんお姉さんの話に娘は熱心に耳を傾けている様子でした。おっと父親としてのコメントになってしまいましたね。いずれにせよ、講師としても父親としても貴重な時を過ごさせてもらったかな?
   
 12  東京都北区教育相談研修会 講師
日 時 2015年7月31日(金)
9:30~12:00 初級コース
13:00~15:30 中級コース
場 所 北区役所滝野川分庁舎1階大会議室
内 容 初級コース「いじめ・不登校の理解と対応」 中級コース「解決の糸口をつかむための発想の転換」講義&演習
参加者 北区の学校に勤務する教員+北区スクールカウンセラー(初級30名。中級50名)
メ モ   毎年恒例の熱心な教員とスクールカウンセラーが一緒になってやる研修。この研修ももう5年連続くらい担当しているでしょうか。午前中は今また話題になっている「いじめ」についての研修。いじめそのものよりもその状況が起こりにくくなるような子どもの周りの大人の姿勢について講義&演習しました。参加者は今年1年目の教員が多かったので、なんとなく目がキラキラしていたかな?その目の輝き、失って欲しくないですね! 午後は得意の「円環的思考ワーク」とロールプレイ。このワークはやるたびに発見があります。今回もユニークな疑問や意見がたくさん出てきました。

 北区とはご縁があるようで、福祉教育行政の職員の方とも知り合いが増え、休憩時間には以前からの知り合いの職員と雑談。その中でまた北区の職員研修講師の打診もあって、さらに北区に行く機会が増えそうです。ありがたくうれしいですね !


(写真:北区役所滝野川分庁舎)
   
 11  やまき心理臨床オフィス主催スモールグループ・ケースカンファレンス(SGCC)コメンテーター
日 時 2015年7月12日(日)13:30~17:00
場 所 やまき心理臨床オフィス研修室
内 容 参加者から事例を募って2事例を検討
参加者 臨床心理士や産業カウンセラーなど8名
メ モ   久しぶりにSGCCに参加。司会進行役はオフィスの他のスタッフにお任せして、今回は一参加者として出てみました。うん、なかなか新鮮な気持ちになれますね?~事例を募る時のほどよい(?)緊張感とか、司会者の態度や発言が大きく見えたりとか、などなど、講師だけでなく参加者からの視点を時々このように体験する大切さを感じましたね。~と言いながらも、2つの事例へのコメントは他の参加者よりは多めにお話ししてしまいました。まあ参加者の中では一番経験年数多いもんね~笑

 でも良い学びもさせてもらいました。
   
 10  山梨県臨床心理士会 学校臨床心理士委員会 主催 研修会講師
日 時 2015年7月11日(土)13:30~16:00
場 所 山梨英和大学 山梨県甲府市横根町888
内 容 「学校で使える家族療法の考え方・振る舞い方」として講義&実習
参加者 臨床心理士・スクールカウンセラー・教職員等30名
メ モ   立川駅から各駅停車に約1時間半乗り、山梨県の石和温泉駅で降りて、そこから車で15分くらいのところにある研修会場は、裏手の山並みと校舎が綺麗な山梨英和大学でした。そこで山梨県臨床心理士会学校臨床心理士委員会主催の研修会の講師を担当しました。お天気の良い土曜日にもかかわらず、30名の方が集まってくださいました。中味は家族療法1日ワークショップができる内容をギュッと詰めて駆け足で行いましたが、参加者は消化不良にならなかったかな?

 会終了後、研修担当の方からは「考える時間がないテンポがとても良かった」と言っていただきました。そうなんですよね?まさに理屈ではなく「体得」して欲しかったんですよ!嬉しい感想でした。会の後は学校臨床心理士委員会の役員7名の方と懇親会。こちらもお互いの昔話などで「会話」を楽しみました。楽しい研修会と懇親会を企画してくださった委員会のみなさんに感謝です。


山梨学校臨床心理士会委員長の深澤先生のブログ


(写真は会場の山梨英和大学)
   
 9  秋田県総合教育センター 生徒指導総合講座 講師
日 時 2015年6月30日(火)13時~16時
場 所 秋田県総合教育センター大会議室
内 容 講義&演習「教育相談のあり方ー気になる子どもや保護者の理解と援助ー」
参加者 秋田県内の小、中、高、特別支援の学校の生徒指導や教育相談を中核となって推進する教諭40名
メ モ   恒例の秋田県総合教育センターでの教員研修の担当。今年は40名と例年より少し少なめの参加者でしたが、会場は変わらなかったので、広々とワークができた感じ。こちらも恒例の(?)円環的思考ワークから勇気づけのワークへという内容の研修のパターンもだいぶこなれてきました。研修内容はだいぶアドラー心理学の影響は強く、私の春にでた本の宣伝にもしっかりなったかな?(笑)

15年前にスクールカウンセラーをやっていた時に同じ中学校でご一緒した先生とも久しぶりの再会をしました。その先生は今はセンターで主事をやられているとのこと。研修にも最後まで参加してくださいました。失礼ながらその先生の白髪を見て、あれから年月が立ったんだな~と感じましたね。このような久しぶりの先生方との再会もある総合教育センターでの研修も、もう13年くらい続いているでしょうか~

 こんなに毎年呼んでくださることに本当に感謝感謝です。


   
 8  2015年度 東京私立学校保健研究会6月研修会講師
日 時 平成27年6月27日(土)15:00~17:00
場 所 本郷中学校・高等学校 4号館1階多目的ホール
内 容 講義&実習「生徒に対する勇気を与える関わり方ーアドラー心理学を用いて」
参加者 東京私立学校保険研究会会員。養護教諭およそ70名
メ モ   この研修の事前準備は、得意のアドラー心理学ネタということもあってか、自分が思った以上にスムーズにできていたので、「だからこそ油断するなよ」と言い聞かせて、当日臨みました。 2時間の中でワークを沢山盛り込んだので、慌しい感じもありましたが、まずまず落ち着いて研修はこなせたかな?
 ただ気になったのは、全体的に笑いが少なかったのと、最後の質疑応答の時のお一人の質問内容が講演内容とかけはなれたものがあったこと。こうやって振り返ってみると、講演者としての私の態度に少し押し付けがましい部分があったのかもしれません。熱く語りやすい悪い癖がでちゃったかな? ちょっと反省。

  講演後は御茶ノ水に向かい、「アドラー臨床心理学入門」を共に執筆した仲間と本完成慰労会を行いました。こちらは思う存分アドラー話で盛り上がって楽しかったな~。



追記:7/1

参加された皆様からのアンケートを一部だけご紹介します。

● 教育現場で日々実践出来る内容ばかりでした。目からウロコの内容も多く、早速使っていきたいと思います。ありがとうございました。

● 今後、生徒と接する時に、使用できる関わる方を学ぶことができました。

● 現在日々困っていることに関して、聞くことができました。これからさらに学んでいきたい内容でした。

   
 7  秋田県 新任査察指導員 基礎研修講師
日 時 平成27年6月16日(火)9:30~15:30
場 所 秋田県社会福祉協議会館7階研修室
内 容 講義&演習「査察指導員によるス-パ-バイズについて」
参加者 秋田県・市福祉事務所のの査察指導員7名
メ モ   先月に続いての秋田での生活保護担当職員の研修。今回はケースワーカーの上司である査察指導員が対象でした。秋田県内の福祉事務所に勤務する7名の方が参加。年齢層は40代から50代。もうキャリア的にはベテランなのですが、20年ぶりに生活保護行政に戻ってきた方からケースワーカーからこの4月から突然査察指導員に昇進(?)した方まで、様々でした。

 資料やパワーポイントを使わない「なしなし研修」で行い、最初の自己紹介から最後は査察指導員の仕事の苦労話までストレスなく語っていただけるよう、徐々に進行していきました。私も参加者の輪の中に入るように努めましたが、皆さん少しずつ「ここだけの話ですが?」とざっくばらんにお話ししてくれるようになったので、まずまずこの研修の目論見は当たったかな?

   最後は一人一人に「査察指導員のあり方とは?」というお題で「ためしてガッテン」風の標語を考えてもらいました。なかなか力作だったので、ご紹介しますね。

「育て育てられ」
「査察指導員はケースワーカーとともに活きていく」
「コミュニケーションと育ちと気配りで!」
「ケースワーカーと共に!」
「愛を持ってよく学び・よく遊べ!」
「ケースワーカーと共に歩む。時に前になり、時には後ろになり」

「査察指導員は、か(関係を大切に)き(聞き上手に)く(苦しまずに)け(健康的に)こ(声かけを大事に)」(←これは私が考えました)

  皆さん、良い学びをされたのではないでしょうか!?
   
 6  ヒューマンギルド主催家族療法ワークショップ講師
日 時 2015年5月30日(土)13:30~18:30、 31日(日)10:00~17:00
場 所 ヒューマンギルド研修室(新宿区神楽坂)
内 容 講義&演習「家族療法入門?複数面接がうまくなるために」
参加者 ヒューマンギルド会員9名
メ モ   「家族療法入門?複数面接がうまくなるために」というタイトルでワーク&講義 メモ:2日間にわたってヒューマンギルドで家族療法のワークショップを行いました。最近定番の家族ロールを少しずつ作っていく方法を採用しましたが、私が何もしなくても、参加者自身がワークしながら自ら家族療法のエッセンスを発見していった感じ。少し間延び感はありましたが、参加者の方は満足して下さったかな? この方法は、いわゆるジョイニングの学びにはなりますが、その先の作業についてはもう少し方法の工夫は必要ですね。参加者は9名と少なめでしたが、皆さんしっかりアドラーやカウンセリングの学びをしっかりやっている、なかなか濃いメンバー(?!)でした。その点では私も学び多き研修でしたね。

ヒューマンギルドの岩井先生のブログに紹介されています → 外部ブログへ
   
 5  秋田県 新任生活保護担当職員 基礎研修 講師
日 時 2015年5月26日(火)10:00~16:00
場 所 秋田県社会福祉協議会館7階研修室
内 容 講義&演習「ケースワーカーのストレスマネジメント」「面接技術の基本」
参加者 秋田県・市福祉事務所の生活保護担当職員(生活保護行政経験1年未満のケースワーカー及び医療・介護扶助事務担当)34名
メ モ   久しぶりの秋田での研修。5月の秋田はとても気持ちの良い季節で、今日もからりと清々しく晴れ。今回の研修も昨年に引き続いて新任の生活保護のケースワーカーの研修を担当しました。2日間の研修の2日目だったようでしたが、参加者は皆さん少々硬い感じ。まずは3~4人のグループを作って、もみほぐしをしました。プログラムは昨年と同じものを行ったのですが、参加者は新社会人で新任という方が半数いたということもあって、フレッシュな感じでしたね~。しっかり最後は6月に発売される私の本も宣伝しました! 6月はあと2回秋田に研修で来る予定。楽しみです。
   
 4  産業カウンセラー協会研修部講座ガイダンスコース「相談現場に活かす家族療法」講師
日 時 平成27年5月23日(土)と24日(日)いずれも10時~17時
場 所 産業カウンセラー協会東京支部代々木教室6階会議室
内 容 「相談現場に活かす家族療法」として講義と演習
参加者 産業カウンセラー協会会員13名
メ モ   産業カウンセラー協会では昨年から2回の家族療法の基礎講座を担当してきましたが、今回の講座はその実践編。ワーク中心で「なしなし研修(=パワーポイントなし・資料なし)」として、最初に簡単な講義をしただけで、あとはグループワークや家族ロールプレイをどんどんやっていきました。今回の参加者はとても意識が高くて、ワークの後の振り返りで質問が次々と出てきて、こちらも気分良くのりながら(爆弾発言も含めて?)答えていくことができました。参加者も楽しそうにワークをやっていましたが、私自身もとても楽しく研修をコーディネートすることができましたね。おかげさまで家族療法の1つの研修方法の手応えを感じました。2日間で計12時間の研修でしたから、最後の方は参加者のみなさんもヘトヘト。私の最後のセリフも「今日は大変お疲れになっているでしょうから、どうぞ足元お気をつけてお帰りください」でした。
   
 3  やまき心理臨床オフィス主催 市民講座 講師
日 時 2015年5月10日(日)13:30~16:00
場 所 たましんRISURUホール5階 第2会議室
内 容 講演「不登校の理解と子どもとのかかわり」
参加者 一般市民22名
メ モ   4月に引き続き、たましんRISURUホールでの講演会。今回は「不登校」に関するもの。今回はしっかりと講演を75分間行ってから、休憩の後、参加者からの質問に1時間近くお答えしていきました。参加者は一般の方(おそらく不登校のお子さんを持つ親御さん?)だけでなく、援助者(専門家)の方もいらっしゃったので、どちらの方にもお役に立てるような内容を心がけました。質疑応答は、あいだの休憩時間に参加者からアンケート用紙に質問を書いてもらって、それを読み上げながら1つずつお答えしていくという形で行いました。どの質問も率直な鋭い(?)質問ばかりで、私もノリノリで(?!)お答えすることができたかな? 大学の授業でもこのようなQ&A方式の授業を行っていることもあって、意外とこのような即興性のある形式は得意なのかもしれません。今回の講演会を通して、特に不登校のお子さんを持つ親御さんへ少しでもエールを送ることができればと思いましたが~。


   
 2  やまき心理臨床オフィス主催 市民講座 講師
日 時 2015年4月26日(日)13:00~16:30
場 所 たましんRISURUホール(立川市市民会館)第4会議室
内 容 講義&演習「アドラー心理学入門?よい人間関係とは?」
参加者 一般市民20名
メ モ   4月の天気のいい日曜日。さらにきれいな適度な広さの会場で、始まる前から良い気分で臨めました。3時間半という長丁場でしたが、内容はワークを中心に構成したので、参加者からは「あっという間でした」「ワーク中心の方が身体で覚えられて面白い学びになった」という声。確かに参加者は楽しそうにワークをしていましたね。一方で「もう少し理論を聞きたかった」という参加者からの声もあったので、次回はワークと講義のバランスを少し変えようかな? 相変わらず私のしゃべりは早口になってしまったようで、参加したスタッフからは「句読点のところはしっかり一拍とった方が良いと思います。」と鋭い指摘。いや~いくつになっても「落ち着いた生活、いや、講義をする」が目標ですね。精進精進。好評なので、この講座は10月と2月にも続けて行うことにしました。


(研修会場のたましんRISURUホール第4会議室)
   
 1  支援助言士協会第6期研修会 講師
日 時 2015年4月12日(日)12:00~16:50
場 所 千葉県市川市男女共同参画センター6階研修室
内 容 講義&演習「臨床理論」
参加者 コミュニティカウンセラー認定講座受講生15名
メ モ   久しぶりの支援助言士協会の講座。今まではずっと横浜での開催でしたが、今回は千葉県市川市での開催。この講座はいつも意欲的な参加者が多く、今回も熱心な15名の女性ばかりでした。臨床理論としての「ものの見方」と「振舞い方」を講義と実習で行う予定でしたが、「ものの見方」だけで時間が2/3以上かかってしまい、後半は少し駆け足になってしまいました。でも参加者の満足度は高かったのではないかと勝手に思うことにします(笑)。最後の質疑応答で、この研修で気づきがあったことを述べて下さった参加者の方もいて、講師としてとてもうれしく思いました。